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私が書くのも三回目となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、占い好きの人ならおなじみかもしれない誕生花のお話をしたいと思います。

この誕生花、諸説はありますので厳密に一つというわけではないのですが、それぞれの季節に合わせて毎日ちゃんと花が設定されておりまして、本日、五月九日の誕生花は八重桜となっております。
……今年はもう花の時期が終わっていますが、その辺は置いといて。

花言葉は、「しとやか」「豊かな教養」。
ひらひらと花びらが重なるピンクの花姿は、ぽってりと素朴な奥ゆかしさもありながら、華やかですから、その辺りから連想して付けられたのでしょうか。

さてこの八重桜、学術的に見ると、ばら科の植物なのだそうです。
学名はPrunus lannesiana(プラナス ランネシアナ)。
サクラ属のラネスさんの花、とでもいう意味になるでしょうか。
Prunus(プラナス)は、ラテン語の「plum(すもも)」が語源だそうです。
山桜に対して人里の桜ということから、里桜(さとざくら)とも、また花の形が牡丹に似ていることから牡丹桜(ぼたんざくら)とも呼ばれます。

この八重桜、里桜などは、総称名で、個別名としては、
・関山(かんざん):鮮やかなピンク色で花びらの数も多く、桜の花の塩漬けとして主に使われている品種
・一葉(いちよう):白っぽい花の中に葉が一枚覗いているような花姿をした品種。葉のような物は実はおしべだとか
・普賢象(ふげんぞう):優しく淡いピンクの花の中からめしべがひょんと出ているような花姿の品種。めしべの先端が曲がっていて、その状態が普賢菩薩がのっている象の鼻に似ているのでこの名がついたと言われている
・鬱金(うこん):咲き始めは薄黄色で、徐々に紅が差してゆき、終盤には淡いピンクとなる品種。別名美人桜。
などがよく知られているでしょうか。
特に花びらが多いものには、兼六園菊桜という品種があり、こちらの八重桜は、なんと花びらが300枚くらいあるそうです。とんでもない数ですよね。

この八重桜の塩漬けにしたものにお湯をそそぐと「桜湯」となります。
ほのかに桜の香りのする、塩味のお茶ですが、皆さん飲んだことはあるでしょうか。
「茶」=「濁す」ということから、婚礼の席では、お茶でなくこの桜湯を使うそうです。
この桜の特有の香りは、クマリンというポリフェノールの一種が原因らしいですが、その辺りの詳しい話は専門家に任せるとして。

折角なので、桜の花の塩漬けの作り方でも。

1.ボールなどの中で、花を優しく洗う
2.キッチンペーパーなどで水気を良くふき取る
3.タッパーに塩、桜、塩、と重ね、上から重石を載せて二日間漬ける
4.水が出たら、桜を軽く絞り、水分と桜に分ける
5.絞り汁とお酢(リンゴ酢など)を混ぜ、桜を漬け込む
6.その上に重石をして約一週間
7.再び絞り、水気をふき取った後、花姿を整えて二日間陰干しする
8.少量の塩をまぶし、瓶などで保管

花さえあれば、多少時間は要りますが、このように大変簡単です。
一度手作りしてみるのも面白いかもしれませんね。
あ、でも路地に咲いている花で作るのは止めてくださいね。
どんな農薬がふってあるか解りませんから。


それでは今夜もこのあたりで失礼致します。
どうぞ良い時間をお過ごしくださいませ。
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和歌山でちまりちまりと花屋をやっている、そのむすめのブログです。
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