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チューリップ球根もそろそろ大詰めになってきました。
大詰めというとなんだか変な感じですね。チューリップ球根を植えるのは、まだ少し早い感じです。
ですが、商品としてチューリップ球根は、注文分はもうすべて入荷した感じなので、
後は売ってしまうだけになります。

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全景。
今年は少し、入荷が少なかったかも?という話をしていました。
売れにくい色の球根なんかは、少しあったほうが、やっぱり品ぞろえとしていいですし、
そういうのが好きな方もいらっしゃるので、いいとは思うんだけど、
反面、やはり売れ残るのも多くなるので……。
今回は、少し種類を減らした感じになってます。
でも種類が減っても、これだけあるのです。
品ぞろえは和歌山県で一番たくさんなんじゃないかな、と勝手に思ってはいます。

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私のお勧めはアンゼリケ。
ものすごく定番なのですが、その分可愛いと思います。
私はこういう、ピンクに黄色が入った感じのピンクが本当はすごく好きです。

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とか言っている間に、隣の赤チューリップが完売してしまいました。
早い……!
チューリップを植えるのはまだ早いのですが、気になる球根があるときには、早めに購入していただいて風通しの良い所に置いておいてもらえたらいいんじゃないかと思います。





F1012273.jpg
ハロウィン仕様になった鉢花コーナー。
ちょっとうらやましいので、プリザーブドコーナーもまねしようと思ってます。


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今日入荷した子。
可愛いんだけれども、どこで買ったのか思い出せません。
多分私が買ったと思うんですけれど……!


そんな感じでブログを書いていたらお電話でお問い合わせがあり、
ちょっと自分で返答したので、それを簡単にまとめておきます。要は自分的メモですね。

そのいち
Q.リンドウをもらったのだけれど、咲いている花が終わったら残りのつぼみは茶色くなってしまう。
A.日光不足である可能性が高いです。
リンドウは日光が好きなので、明るい所に置いておかないと、花が咲かなかったりするそうです。
日が当たると花が咲き、なくなるとしぼむのだそう。
なので、おうちの中とかではなく、外のよく日のあたる場所に置いておいたほうがいいということでした。
しかしながら一方で、
贈り物として出荷される花なんかは(これは母の日のカーネーションでもよく問い合わせがあるのですが)、小さなつぼみはたくさんついているのですが、
それを咲かせるだけの力は花自身に備わっていないことも多いため、
今年はつぼみのまま花が落ちて、
また来年……。
来年は、花が着かれて株が休むことになるので、もしかしたら再来年……に、なることも多いそうです。
リンドウ自身は、冬は地上部が枯れてしまうこともありますが、宿根草なので、来年また葉っぱが出てくるそうですので、
枯れたと思って捨ててしまわないように、気をつけて下さい。

一方で、和歌山では、
りんどうは、高山植物なので、基本長野県とかが生育に適しています。
和歌山では少し暑いそうです。
そして、リンドウは蒸れとか、暑さにはとても弱いので、
和歌山の気候はかなり厳しいのだと思います。
実際、リンドウは結構夏に枯らす方が多いそうです。
水が好きだそうなので、蒸れない程度に水やりはしっかりして、
外だと暑すぎるだろうから、夏は軒の下の風通しのいい涼しいところ。
気候がよくなってきたら外の日向に出してあげると、いいようです。
でも基本、和歌山でリンドウは難しいそうです。

続いて。
Q.サンパチェンスを購入したのですが、植え替えしようと思ったら鉢が取れません。
A.プラスチックの鉢部分を、ハンマー等で叩いてください。
これは、サンパチェンスでなくてもよくあるのですが、
根っこがたくさん詰まってくると、今入っているプラスチック鉢からなかなか抜けなくなることがあります。
うちは、お店売りのもので陶器→陶器の植え替えは全くしないので、
ほとんどがプラスチック鉢→陶器鉢の植え替えです。
そういう時は、ハンマーでプラスチック鉢をたたいたり、
または、鉢を横から衝撃加えたりして空気を入れて、抜きます。
最悪の場合、鉢を割ってしまうこともあります。
お客さんに陶器の植え替えとかを頼まれた場合も、
あ、こりゃ無理だな、と思ったら、割っていいかどうか聞きます。
割らなきゃどうしようもないときもあります。特につぼ型というか、
入り口がせまく、中が広くなっている場合は、
根っこが詰まってしまって完全にその形に絡まっていると、まあ抜けませんので、大変です。だって入り口、せまいんですもの。
割るしかないっていうのも、たくさんあります。
そうなる前に、植え変えは定期的に行いたいものです。


と、それはそういう感じで、サンパチェンスは関係なかったのですが、
ついでに育て方も調べてみました。今から植えかえしてどうなのかなって。
調べたら、冬越しは結構、難しいそうです。
主に室内で管理しているのですが、
室内よりは、さし芽で増やしたほうが楽みたいです。
(※ただし、おうちで栽培して楽しむ分だけに限ります)
けれども、さし芽で増やしても、お店で売るように大きな株にはならないようです。

和歌山では、軒の下あたりでも冬を越したという話を聞いたので、
和歌山なら大丈夫かもしれませんが……。あんまり保証はできない感じ。
今年の冬が来たら、終わって、また来年、新しい苗を買っていただいたほうが、
綺麗な子が育つそうです。


以上、おまけのほうが長くなりましたが、
そんな感じでした。
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Author:よしもと
和歌山でちまりちまりと花屋をやっている、そのむすめのブログです。
いちおう本人も花屋です。

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